体外離脱の流派について

体外離脱は個人的な行為ですから,他の人がどういう方法で行っていようと 口出しは必要ないのかもしれません. ですが,中学生くらいの人たちが, オカルトっぽい方向に流れていくのは見てられないので, 私としては,偏りのない方法をおすすめしたいと思います.

今のところ,体外離脱に関して「理論」は存在しません. あるのは「仮説」,それも言ったもん勝ちの状態です. そういう状況では,饒舌な人の意見が通りがち. そういう状況で,自分の役に立って,無駄や危険がない方法を みつけるために,私は次のような指針で探します.

方法は具体的であること

「10数えたら,あなたは浮いてます」って感じの方法は私には 通用しませんでした. 信じやすい素直な人にはいいのかも知れませんから, そういう人はべつのサイトを参考にしてください.

説明は客観的であること

「ここで前頭葉が暖かくなった感じがしたら,それはチャクラが目覚めた からで,それを一心不乱に」ってなのもダメ.たぶん,ヨガなり仙道なり を正式に学んだ上なら,この道もあるでしょうけど,いきなりチャクラだ 丹田だと専門用語を並べても,私にはあまり助けになりません.

結論をあせらないこと

「声がきこえるはずです,それがガイドが降りてきた合図です」っていう ようなの.一番アブナイ.体外離脱に伴って起きる現象を,とにかく 勝手に説明してしまう. 体外離脱は自分の頭の中でおきることですから, 自分が考えたこと,潜在意識の中に持っていることが おきる傾向があります. つまり,あなたがどこかで読んだことを,もしかしたらあるかもしれない という程度に信じたとすると,次の体外離脱でそれが実際に起きるわけです. そうすると,あなたは100%信じてしまう. 体外離脱の目的を,楽しみに限定しているうちは安全だと思いますが, たとえば救世主に出会うとか, あなたの過去世を見るとかしてしまうと, 悟ってしまったように思って人生かわってしまうかも知れません. ヘンな方向にね.

体外離脱をしていると,明日にもそういうことが起きるかもしれません. あらかじめ,考えておくほうがいいでしょう. 私は,そういうことがあったら,自分のわずかな経験がつくりあげた, ただの夢にすぎないと,笑い飛ばすことに決めてます.





(c)2007 翁桂

2007/5 初稿