腹式呼吸

体外離脱のためには,意識をコントロールする必要があるのですが, だからといって,意識に力を入れたりするわけには行きません. 簡単な方法は,身体の動きをコントロールして,それにあわせて 意識を自然に動かしていくことです. このために,呼吸を使います.自分の呼吸に意識を合わせると 意識が散漫になるのを防ぐだけではなく,あとで述べるように 意識のコントロールが自然にできます.

呼吸のコントロールは腹でします.普段から腹式呼吸になれている 人は,これが自然にできますが,そうでない人は少々練習が 必要でしょう.

腹式呼吸のポイントは,息をすったり吐いたりするのでは なく,腹を膨らませたり,引っ込めたりすることです.息は腹の 動きについてくるに任せて,腹を動かしてください. 鼻から吸って,口から吐く.吸うのも吐くのも目いっぱいまで するのではなく,ちょうど一杯というところまで. 吸いきったところ,吐ききったところで,一秒から三秒くらい止めます. ぐっと息を止めるのではなく,息を吸ったり吐いたりするのを ただやめる感じで.

口から吐くときは唇をすぼめて, ゆっくりとはいてください.10秒以上,できたら15秒くらいかけて. すう時は普通に,大体3秒くらいです.

最初は腹筋がきついかもしれません.気長に練習してください. ちゃんと練習したい人には, 「呼吸入門」 を読むことをお勧めします.この本に書いてある齋藤式呼吸法は 健康にいいのはもちろんのこと, 体外離脱の基本としても,すごく役に立ちます.







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翁桂

2007/5 初稿